Mt.ISHIZUCHI石鎚山脈登山道情報関連

【石鎚山々登山部】えんとつ山・生子山・犬返し・種子川山・西赤石山・東山(新居浜市)

2023.02.02

【取材日】2023年 1月 1日(日)
【取材先】えんとつ山・生子山・犬返し・種子川山・西赤石山・東山(新居浜)
【名 前】佳奈

2023年、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

元旦は新しい年を迎えるのにふさわしい、素晴らしすぎるほどの青空。
ということで、新年初登りは毎年恒例の西赤石山でございます。

しかし、今年は目的地こそ同じだけれど、例年とは全く趣の異なる様相を呈することとなりました。

前年までは、遠登志登山口から銅山越を経由して西赤石山へ。
帰りはかぶと岩を経由して、遠登志へ戻るという周回ルートです。
無積雪の登山口からたっぷり雪の積もった山頂まで歩ける、とっても楽しいロングコースで、これはこれで大好きなルート。

今年は海抜60m弱の山根公園から生子山〜犬返〜種子川山〜カブト岩を経て、標高1,626mの西赤石山へ。
復路は銅山越へと続く稜線を下り、遠登志登山口へ下りるという、累積標高1800m超の縦走ルート。

いわゆる“ひたすら休むことなく登り続け、ガンガン下っていく”というハードなコース。

初登りからこの調子。
2023年の山行きは、“修行“がテーマとなるのは間違いなさそうです笑

でも、犬返しは以前からずっと歩いてみたいと思ってたし。
その先の石ヶ山丈ルートにも興味があったし。

しかし想像通りというか、想像を超えるというか…
事前に聞いていた通り、“ひたすら休むことなく登り続ける”という形容はウソじゃなかった…

キツイ!
でも楽しい!!!

さらに石ヶ山丈の大岩あたりからは雪の量が増えてきて、カブト岩の手前なんてもうどっさり!
しかもさらっさらのパウダースノー!!!
誰も歩いてない、まっさらの雪!!!
見上げれば冬枯れの枝に、真っ白な雪の花がびっしり咲いている。

もう言葉にならないというか、同じことを繰り返して叫ぶしかできないというか…
「信じられないくらい綺麗!」「最高!」「美しい!」を連呼するばかり。

次々に現れる別子銅山の産業遺跡(しかも人知れずな雰囲気で見応えがすごい)
こんなところも人が歩いているのね、と感心させられる山中の看板。

白銀に輝く黒森山〜沓掛山〜ちち山の遠望に、山々の頂から下界に向かって伸びる何本もの美しい尾根。
ここまで来ないと見ることができない絶景だらけ。

そして最高のお天気!

さすがに西赤石山直下の北斜面は、踏んでも踏んでも先に進めないサラサラ雪に阻まれて、歩行は困難を極めたけれど無事に山頂に到着。

当然、山頂は無人。
完璧な貸切状態。
四国を一望する360度の大パノラマ!

2023年の山歩きは、いいことだらけの予感しかありません♪

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積雪状況や気象状況は日々変動し、現在のものとは異なりますのでご注意ください。
また、積雪期の雪山登山は夏以上に多くの危険が伴うため、事前の情報収集や入念な準備を行い、各自ご判断をお願いします。
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【えひめさんさん物語フォローアップ協議会からのお知らせ】
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皆様におかれましても、引き続き感染回避行動の徹底をお願いします。