石鎚山を登る途中には、鎖場と呼ばれる場所が合計４箇所あります。

それぞれの鎖場は「試しの鎖」「一の鎖」「二の鎖」「三の鎖」と呼ばれており、昔、修行のために設置されたものです。ハシゴのように崖にぶら下げられた鎖を登るため、非常に体力を消耗します。体力に自信がない人は、無理せず迂回路から山頂を目指すことをお勧めします。

「試しの鎖」は、山頂を目指す道の一番初めに現れます。鎖を登った先の景色はとても綺麗ですが、上りだけでなく下りも通らないといけないため、覚悟が必要です💪

「一の鎖」は全ての鎖場で最も距離が短く、最も初心者におすすめできるスポットです。距離が短いと言っても、ほぼ垂直の崖を登ることには注意しましょう。

「二の鎖」と「三の鎖」は他のルートから来る登山者と合流する二ノ鎖元小屋付近からスタートし、ほとんど連続で設けられています。

見た目の迫力があるほか距離も長いため、かなり大変なルートになりますが、「三の鎖」を登った先にすぐ頂上が待ち構えているので、修行を終えたような達成感を得ることができますよ✨

住所：愛媛県上浮穴郡久万高原町若山

地図：https://maps.app.goo.gl/9DjwKEqb6vAUfuLg8