Mt.ISHIZUCHI石鎚山脈登山道情報関連

【石鎚山々登山部】寒風山・笹ヶ峰(西条市)

2022.08.25

【取材日】2022年8月 6日(土)
【取材先】寒風山・笹ヶ峰(西条市)
【名 前】佳奈

寒風山から笹ヶ峰の縦走ルートといえば、遥か遠くまで見渡せる360°のパノラマビューのなか、爽快な稜線歩きを楽しめるルート。
寒風山トンネル登山口からのピストン行もありですが、今回は寒風山トンネル登山口から上って寒風山~笹ヶ峰のピークを踏み、笹ヶ峰南登山口に下りて林道経由で寒風山トンネル登山口まで戻るという周回ルートを歩きます。

桑瀬峠までは急登が続くし、眺望もそれほど期待できない。
おまけにほぼいつも無風で、特に夏はひたすら蒸し暑くて心が折れがち。
でも、がんばって桑瀬峠まで上がるとそこからは気持ちのいい稜線歩きが始まります。

さらに、かつて“さむかぜやま”と呼ばれていたという寒風山は、その名の通り夏でも涼しくて気持ちのいい風が吹いてくれるので避暑地山としても最高。
寒風山から笹ヶ峰の縦走路からは、西に石鎚山へ連なる稜線と瀬戸内海、東に赤石山系や高知へ連なる稜線の雄大な眺望が楽しめます。

が、数日前からの天気予報によると、イマイチ大気の状態が不安定。
諸々のデータを検討した上「14時くらいまでならなんとかお天気は持ちそうだ!」と判断を下し、真っ白に渦巻くガスの中をひたすら突き進む覚悟を持ちつつ出発。

しかし、山の神さまは憐れみをくださったのか、実際は思ってた以上に素晴らしいコンディション。
濃密なガスに取り巻かれる→一気にガスが抜けて眺望が広がる、が延々と繰り返され、それぞれの山頂に立った瞬間には必ず青空が見えるという…!⁡
⁡晴れ渡って爽快な、とは言えないけれど、生き物のようにうごめく雲や、ガスに巻かれたときの不安感・ガスが抜けたときの劇的な変化を楽しめてなんとも贅沢な気分。

さらに花の寒風山とも言われるくらい、夏はたくさんの高山植物の花を楽しめるのも魅力。
可憐なシコクフウロから始まって、タカネオトギリ、ホソバシュロソウ、ヤマジノホトトギス、シモツケソウ、ヒヨドリソウ、コウスユキソウ、アキノキリンソウ、ヤマキツネノボタン、ミヤマノダケ、ホソバノヤマハハコ、ホツツジ、リョウブ etc…
(カタカナで書き並べたら呪文のようになった笑)

山に行くべきか・行かざるべきか、直前までかなり迷ったけど、“行く”を選んで大正解
そして、予定通り14時までに車に戻ったら、その瞬間に遠雷が大音響で聞こえてきました。。。

おまけ。
今年は比較的少ないようにも感じますが、今はアブの活動がものすごーく活発な時期。
虫除けスプレーや蚊取り線香だけではとても防御できないので、物理的防御(長袖・長ズボン、防虫ネットなど)をお勧めしたいところ。
さらに体に密着する薄手のシャツやタイツだと、服の上からでも一切の容赦無く噛み付いてきます。
なので体に密着しない服を選ぶのも大事かと。

【えひめさんさん物語フォローアップ協議会からのお知らせ】
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皆様におかれましても、より一層の感染回避行動の徹底をお願いします。