Mt.ISHIZUCHI石鎚山脈登山道情報関連

【石鎚山々登山部】堂ヶ森・鞍瀬ノ頭・ニノ森・石鎚山(西条市)※梅ヶ市~面河の縦走ルート

2022.10.24

【取材日】2022年10月2日(日)
【取材先】堂ヶ森・鞍瀬ノ頭・ニノ森・石鎚山(西条市)
     ※梅ヶ市~面河の縦走ルート
【名 前】佳奈

西日本最高峰の石鎚山と愛媛県第二の高峰であるニノ森、名前こそあまり知られていないけれど間違いなく愛媛県の名峰のひとつに数えていいと思う鞍瀬ノ頭を歩く、贅沢で最高に気持ちが良くて、がっつり歩ける梅ヶ市~面河の縦走ルート。

早春と初秋には必ず歩くこのルート、総走行距離も累積標高もなかなかですけど、一度歩いたらまた二度、三度と歩きたくなる依存性のある魅力があるのです。

スタートは梅ヶ市の登山口。
空には少し星が残っているかな、というくらいの夜明けに歩き始めます。

堂ヶ森山頂手前の保井野分岐まではほぼ人工林で傾斜も急で、いわゆる修行の道。
それでも稜線に出た瞬間に“二度目の夜明け”を迎えられたし、雲海に沈む下界の素晴らしい景色を見られて大満足。

そして堂ヶ森から鞍瀬の頭までの雄大で優美な景色は、日本とは思えないくらいの素晴らしすぎる絶景。
たくさん写真を撮ったけれど、とても実際に目で見た感動を表現しきれないのが悔しいくらい。

日が上がるにつれて寒さも和らいできて、すっかり気持ちよすぎる登山日和に。
こんな日は登山者で賑わうニノ森山頂(それほど広くない)を避けて、ひとつ手前の鞍瀬ノ頭でランチタイム。
巻道があるのでスルーされがちな鞍瀬ノ頭ですが、個人的には絶対に訪れるべき山だと思ってます。

ニノ森~石鎚山までは距離こそあるけれど、それほど激しいアップダウンのない歩きやすいルート。
角度が変わるごとに姿を変える石鎚山の姿は、初めて見る人には衝撃かも。

まあ予想はしていましたが、紅葉を間近に控えた石鎚山頂は大賑わい。
それでもうっすら色付いた天狗岳を眺めながらの贅沢なコーヒータイムを楽しめたし、おなじみの常連登山者の方々とも会えたし大満足。

帰りは石鎚山を何度も振り返りながら名残を惜しみつつ、日が落ちる前に登山口まで下りようと面河ルートを駆け下りる!笑
その甲斐あってか、明るいうちに梅ヶ市~面河間の約20kmを踏破することができました。

いやいや、よく歩いた。
満足満足。

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