Mt.ISHIZUCHI石鎚山脈登山道情報関連

【石鎚山々登山部】野地峰・黒岩山(四国中央市)

2022.12.26

【取材日】2022年11月22日(火)
【取材先】野地峰・黒岩山(四国中央市)
【名 前】みゅき

愛媛県四国中央市と高知県土佐郡大川村にまたがる野地峰(1279m)から黒岩山(1341m)へ縦走し、黒岩山山頂直下にあるブナの大木『八方ブナ』を職場の山仲間と一緒に見てきました。

登山口のある大川村白滝の里山村広場へ、車で西条市の寒風山トンネルを通って向かいました。加茂川沿いの紅葉を眺めながらトンネルを抜けると淡いピンクの桜が満開で驚きましたが、この桜は四季桜といって晩秋と春の年に2回咲くそうです。

まずは野地峰を目指して、展望には乏しい樹林帯を登ります。野地峰には首無し地蔵があり、少し進むと反射板が2基設置されていて、一つは四国中央市の富郷ダムマイクロ回線中継用と表記されていました。

野地峰からは展望が開け、東にはとがった形が特徴的な登岐山が見えます。稜線伝いに歩を進めるとアップダウンあり、岩交りの箇所もありますが、整備された登山道で視界も良く、快適に歩くことができました。

黒岩山の頂上は三角点はありましたが、ここがピークと体感する地点とは多少ずれがあり、開放的で眺めの良いピークの方で昼休憩をとりました。

八方ブナはピークから踏み後もはっきりした道を下ってすぐにありました。何百年生きているのでしょうか?圧巻でした。今年の春の雪で折れてしまった枝がありましたが、これからも生き続けていてほしいですね。

下山していると野地峰あたりで紙工場のにおいがかすかに感じられ、川之江市が近いことを感じました。

黒岩山は霧氷が綺麗な山として雑誌『岳人』にも紹介されていたことがありました。確かにこの稜線が白く凍りついたらさぞかし綺麗でしょう。今回は晩秋の山でしたので、また霧氷が付いたら来てみたいです。

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