【取材日】2023年 2月16日(木)
【取材先】高瀑(西条市)
【名　前】佳奈

恐らく今シーズン最後のチャンス。
きっとこの日を逃せばもう会えない。

凍てついた氷の柱に変貌した滝を観に行かねば！

アクセスが非常に悪いため“知る人ぞ知る”存在になっているけれど、実は日本有数のスケールを誇るという「高瀑（たかたる）」。
さらに凍てついた氷瀑を観ることが許されるのは、長く危険な道のりを歩き切った者のみなのです。

そしてようやくたどり着いた高瀑の滝。
誰もいない静寂の世界に、雪解けの水が流れ落ちる轟音だけが響き渡る。

落差132mの壮大な瀑布の真下に立つと、その迫力と美しさに圧倒されて言葉を失うほど。
視界いっぱいに立ちはだかる巨大な岩肌にびっしり着いた淡青色の氷塊が、日光に照らされてキラキラと輝く様子は、幻想的でいつまで眺めていても飽きない。

目の前にそびえ立つ、ニノ森から鞍瀬の頭や石鎚山へと続く稜線もくっきり。
さらに稜線の木々にびっしり着いた霧氷も観られるという、嬉しいオマケ付き。
抜けるように鮮やかな青空とのコントラストも相まって、とにかく見事！としか言いようがない。

氷瀑まつり＆霧氷まつり。
テンション爆上がり中！

この日の気温はマイナス1.7度。
だけど、滞在している間にも氷が溶け進んで、大きな氷塊が音を立てて崩落するシーンが何度もあり…。

「もう春が来るんだな」と嬉しく思うと同時に、「もっと雪山を楽しみたい」と寂しくも思ってしまう。

また来シーズン来るからねと、高瀑の氷瀑にしばしのお別れを告げてきました。

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積雪状況や気象状況は日々変動し、現在のものとは異なりますのでご注意ください。
また、積雪期の雪山登山は夏以上に多くの危険が伴うため、事前の情報収集や入念な準備を行い、各自ご判断をお願いします。
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【えひめさんさん物語フォローアップ協議会からのお知らせ】
愛媛県では、12月15日から県の警戒レベルを「感染警戒期　特別警戒期間」へ引き上げ、新型コロナウイルス感染拡大防止のための要請を強化しております。
皆様におかれましても、引き続き感染回避行動の徹底をお願いします。