MAGAZINEプチさんマガ
香り立つお茶のまち・新宮へようこそ🍵
愛媛県四国中央市の山あいに位置する「新宮」(しんぐう)は、県の最東端にある自然豊かな地域です。ここで育まれる特産品が「新宮茶」。新宮は霧が多く、昼夜の寒暖差が大きいという気候が特徴で、その環境が新宮茶の力強い香りと深い味わいを生み出しています。
今回は、そんな新宮でぜひ訪れてほしいおすすめスポットを3つご紹介します。
🍃脇製茶場・直売所
まずご紹介するのは、お茶の栽培から加工、販売まで一貫して行っている「脇製茶場」です。直売所では、茶葉はもちろん、手軽に楽しめるティーバッグタイプも豊富に揃っています。タイミングがよければ、新宮茶のウェルカムティーがふるまわれます。特に、一煎目よりも二煎目の方が、香りがよく、味もおいしくいただけます。また、店員さんもとても親切でした✨
入り口には「脇 久五郎(わき ひさごろう)」の銅像がありました。この方は、「新宮茶の生みの親・育ての親」と呼ばれ、「やぶきた」というお茶の挿木育苗に成功した人です。そのおかげで新宮に初めて大きなお茶畑ができ、おいしい新宮茶がたくさん作られるようになったのです。

住所:愛媛県四国中央市新宮町馬立 4630
営業時間:午前9時~午後5時(日曜・祝日も営業)
※但し、1月1日~1月3日はお休み
アクセス:新宮ICから車で5分
公式サイト:脇製茶場HP
🍃道の駅「霧の森」
道の駅「霧の森」は、新宮茶の魅力を味わい、自然を満喫できる道の駅です。ここでは新宮茶を使った多彩な料理やスイーツを楽しめます。
特に人気なのが「霧の森大福」。新宮茶を使った抹茶餅の中に、生クリームとこしあんが入っており、上品な甘さと抹茶の香りが絶妙なバランス。とても人気があるため、早い時間に売り切れてしまうこともあるので、お早めに購入を。

併設のレストランでは、新宮茶を使った「茶そば」などの料理が楽しめるほか、天然温泉施設もあり、旅の疲れを癒してくれます。また、そばを流れる馬立川(うまだてがわ)は透き通った清流で、川のせせらぎと新宮の緑が心地よい癒しの空間を作り出しています。

住所:愛媛県四国中央市新宮町馬立 4491-1
アクセス:新宮ICから車で1分
公式サイト:霧の森・霧の高原オフィシャルサイト
※営業時間や定休日は施設によって異なりますので、公式サイトでご確認ください。
🌸あじさいの里
約2万株の色とりどりのあじさいが山の斜面に咲き誇る「あじさいの里」。
毎年6月中旬から下旬にかけて「新宮あじさい祭り」が開催され、多くの人でにぎわいます。
期間中は「あじさいモノレール」も運行しており、少しスリルもありますが、空中散歩気分で特別な景色で花を楽しむことができます。会場では名物の「あじさい見団子」や山菜うどんなどの地元グルメも楽しめます。

住 所:四国中央市新宮町上山 3322(上山簡易郵便局)付近
アクセス:新宮ICから車で20分
※あじさいの里までは道幅が狭い箇所がありますので、運転の際はご注意ください。
紹介サイト:四国中央市観光協会HP
新宮町は、おいしいお茶と自然の恵みにあふれた癒しのまちです。ゆったりと流れる時間の中で、新宮茶を味わい、美しい風景に心を癒される旅をぜひ体験してみてください。