MAGAZINEプチさんマガ

街中からのアクセスもGOOD!
石鎚山の麓「石鎚ふれあいの里」で悠々と自然に戯れる。

2022.03.11

慌ただしい日常を抜け出して、自然の中で過ごしたい。

キャンプやバーベキューにも興味があるけど、どう始めればいいのかがわからない……。そんな不安を一気に解消してくれるのが、西条市にある自然体験施設「石鎚ふれあいの里」です。

これから暖かくなってきたら、ますます自然の中に身をおきたくなるはず。

今回は「石鎚ふれあいの里」についてレポートします!

石鎚ふれあいの里ってどんな施設?

西条市内から車で20〜30分、県道12号を車で走らせていると、なんだか可愛らしい赤い橋が見えてきます。その赤い橋が目印、橋を渡れば「石鎚ふれあいの里」はすぐそこ!

▲赤い橋「千野々橋」を渡って左折すれば、すぐに「石鎚ふれあいの里」に到着。

30年前に廃校になった小学校跡地を利用している「石鎚ふれあいの里」では、ところどころに小学校の名残が見られます。

「石鎚ふれあいの里」の代表である田村裕太郎さんに、お話を伺いました。

▲新潟県出身の田村裕太郎さん。西条市に移住してきて4年目になるそう。

「石鎚ふれあいの里は、小学校だった建物を利用した自然体験施設です。春〜夏は、キャンプやバーベキューなどアウトドアが楽しみやすいので、多くのお客様でにぎわいます。秋は紅葉、冬はスキー目的のお客様もいらっしゃいます。一年中楽しめますが、やはりこれから暖かくなる季節は特に楽しくて、この施設の本番!といった感じです」

田村さんは、石鎚ふれあいの里を3年前に前任者の方から引き継いだことをきっかけに、さまざまな企画を立てたり、施設のPRを行ったりと、精力的に活動しています。

▲小学校だった名残を感じられる「炊飯棟」。うっすらと「給食調理室」と書かれた文字が読み取れます。

施設を案内してください!

さっそく、田村さんに施設を案内していただきました。

まずは運動場を利用したキャンプ場から見せていただきました。10張りまで建てられるフリーサイトなので、各自、好きにテントを張って宿泊できます。最近人気の焚き火はもちろん、キャンプファイヤーをして楽しむ事も!

キャンプといっても、テントはハードルが高いという人は、コテージがオススメ。

コテージは全部で6棟。2〜10名までサイズはそれぞれ、宿泊人数によって選べます。

▲斜面に沿ってコテージが建ち並びます。

薪を購入すれば、その場で焚き火を行う事もできます。必要なものは全てそろっているので、手ぶらでOK! 焚き火の仕方はスタッフさんが丁寧に教えてくれるので、準備の心配もゼロで初心者も安心です。

▲薪は1束400円で購入可能。

さらに、手ぶらでBBQもできます!

食材のセットは、牛肉200グラム、鶏肉100グラム、野菜(キャベツ、ナス、カボチャなど)、ウインナーにおにぎり2個、お茶!

「海鮮など、他の食材を焼きたい人は準備してきてくださいね」と田村さん。

▲山々に囲まれ、屋外で食べる食事は本当においしい。
▲セットの食材は、地元の食材が中心です。(食材セット2,200円/人)

自然の中で過ごすだけでも気持ちよくて楽しいものですが、石鎚ふれあいの里では、タッチウッドとバームクーヘン作りのワークショップも行っています。

▲タッチウッドの体験セット(1セット500円)
▲竹と炭火を使ったバームクーヘン作り(1本2,500円)
▲1時間半と時間はかかるものの、自分たちで作ったでき立てのバームクーヘンは格別です!!

現在、行っているワークショップは、「タッチウッド」と「バームクーヘン作り」の2つですが、これから春にかけて、さらに「ピザ作り体験」や「竹の器作り」などワークショップの内容も充実させていくようです。

▲ピザ釜はすでに準備されていました。

体験してみました!

せっかくなので、タッチウッドを体験!

タッチウッドとは、「良いことが続きますように」と願いを込めて、嫌なことがあったときは「浄化」の意味を込めて「touch wood」と言いながら木(木製のもの)に触れる、イギリスに古くからある風習なんだとか。

タッチウッドセットを購入し、触り心地が良くなるように形を整えながら、ひたすらヤスリで削っていきます。

かなり夢中に! ひたすら無心になり木にヤスリをかけていきます。

どんどん、角が丸くなり、木肌が滑らかに。

自分の満足するところでヤスリがけを終了し、木くずを払って、蜜蝋(みつろう)を塗ります。

最後にひもを通してタッチウッドの完成です。

世界に一つだけ、自分専用の「タッチウッド」が完成しました。

自分で作っただけに愛おしさもひとしおです。

大人気の石鎚こどもキャンプ

お子さんのいらっしゃる親御さんは必見!

石鎚ふれあいの里では、子どもたちだけで体験するキャンプの開催もしています。

春・夏・冬に開催しており、募集開始後、すぐに予約で埋まってしまうほど人気の企画なんだとか。

毎回30人くらいの子どもたちが集まり自然と戯れて、心身ともに成長しているようです。

気になった人は石鎚ふれあいの里のホームページやSNSをチェックしてみてくださいね。

まだまだ盛り上がりを見せる「石鎚ふれあいの里」

田村さんが石鎚ふれあいの里の代表となって丸3年。春は山菜を採ったり、冬は猟を行なったりと、田村さん自身も西条の自然を満喫しているとのこと。

最後に「もっと、石鎚の自然をアピールして、たくさんの方に石鎚ふれあいの里を楽しんでほしいです」とお話ししてくださいました。

暖かくなったら絶対に再訪して、川遊びがしたいです!!

皆さんもぜひ石鎚の自然を満喫してくださいね。

(文・写真:廣瀬麻衣)

【今回の取材先】

「石鎚ふれあいの里」

場所:愛媛県西条市中奥1号25-1

お問い合わせ先:0897-59-0203(予約は電話のみ)

受付時間:9:00〜18:00

HP:https://ishizuchifureai.com/

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