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納涼!地元の方が手づくりした
お化け屋敷を体験してきました・・・。

2022.11.16

2022年9月22・23・24に、お化け屋敷で涼んでもらおうと神郷公民館で企画された「神郷花やしき」に参加してきました。この「神郷花やしき」、神郷地区のみなさんが手作りされたお化け屋敷なのです。

▲「神郷花やしき」に関わった地域の皆さん。下の段一番左が曽我部さん。

神郷公民館主事である曽我部美幸さんに、お話を伺いました。「神郷公民館で毎年行っていた夏祭りができなかったので、子どもたちが、新型コロナウイルスを対策したうえで楽しめることを何かしてあげたかったんです。そこで考えたのがお化け屋敷です。組ずつ参加できるから対策もしやすいんじゃないかって」初めてのことなので、何をしていいのかわからず困ったこともあったそう。文化祭で使用している展示用のパネルを迷路のように組み合わせ、そこにお化けの絵やお化けの絵などが描いてある提灯などをぶら下げようということになりました。

「それぞれが分担しながら作っていったのですが、何度も何度もお化け屋敷の設計図を書き直したり、何十枚もパネルを1階から2階にあげたりするのに一苦労。新居浜でボランティア活動をしている方たちにも手伝っていただきました。」

いよいよ「神郷花やしき」を体験!

▲怪談を語る梅屋サムさん。

受付を済ませたら、怪談を聞く部屋へ。新居浜市の大島に伝わる怪談「ゆうれいの片そで」などを聞きました。聞いている間に、次に入る組が呼ばれていくシステムです。怪談を聞きながら、お化け屋敷に入った組の悲鳴が聞こえてくるので、どんどん怖さが増していきます。

▲神郷公民館の館長さんが「怖くなったら笛を吹いてね」とルールを説明。
▲恐る恐るお化け屋敷に入っていく参加者。

入ってみると、怖い!だけでなく、よくできている!という印象。

生首に模したものがビヨーンと飛んで行ったり、何かが追いかけてきたり。本当に凝った作りになっていました。

▲終わった子どもたちはほっとした顔をしていました。

お化け屋敷から出てきたら、子どもたちはくじを引いてプレゼントがもらえます。曽我部さんによると、毎日3組ほど、怖くて途中でリタイアしていたそう。最後に、「こんなに大盛況になるとは思っていませんでした。来年もあれば参加したいという子どもたちもいたので来年以降もできたらいいな」とお話ししてくださいました。

(取材/富永雅美)(舞台写真提供/神郷公民館)