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新居浜登道南商店街で復活! 映画館シネックスのこれから。

2021.03.02

新居浜ジャンドールの伊藤俊一さんに、えひめさんさん物語チャレンジプログラムの一つ、その後を伺いました。2020年度は野外上映会と新企画「シアターレンタル」をスタートしました。

2019年度開催の「シネックス映画館 復活プロジェクト」は大反響

2003年に閉館した、新居浜市民にとっての思い出の映画館だったシネックス。一度ネットカフェとして復活したものの、ここ数年は閉館したままでした。以前から気になっていた伊藤さんがオーナーに交渉し、ライブハウス「ジャンドール」をオープン。伊藤さんは別のところでもライブハウスをしていましたが、ここほどライブハウスに適した場所はないそうです。(四国のライブハウスの中でもかなり大きい方!)

復活プロジェクトについては「チャレンジプログラムを募集しているときに、たまたま、オーナーの方も忘れていたような、昔の名作と呼ばれるような映画の非売品グッズやパンフレットが残っていて、そこから映画館としての復活上映やグッズ展示を思いつきました。復活プロジェクトは3回ほど上映を行いました。当時のにぎわいを知っている方がまだたくさんいて、思った以上の反響でした。とても懐かしく思ってくださる方が多く、特にご年配の方は当時のシネックスでの思い出があり、本当にたくさんの方に喜んでいただきました。若い方は、ここって映画館だったんだと改めて知ってくれる方もいました」と。

▲2019年度に開催したシネックス映画館 復活プロジェクト

ただの復活ではなく、ハンモックやエアークッションといった、特殊な座席を設置。普段映画をよく見る方にとっても新鮮で、子どもたちも楽しめました。作品は「チャーリーとチョコレート工場」や「スパイダーマン」と老若男女が楽しめるラインナップでした。

2020年度、屋内が難しいコロナ禍では、密を避けた野外上映会を開催

▲シネックス映画館の外壁をスクリーンに上映

「新型コロナ感染症という言葉が聞かれ始めたころ、緊急事態宣言が出された3月の直前くらいまでは、新居浜登道南商店街のイベント、例えば夜市などに合わせて映画を上映しようと考えていました。市民の方に無料で見ていただく予定だったんです。商店街のイベントに合わせるので、夏と冬の年2回くらいを設定していました。(伊藤さんは登道南商店街の組合長)

ところが、新型コロナ感染症が拡大、緊急事態宣言まで出て、商店街の夜市自体が縮小。それでも映画の上映だけでもやりたいと思いました。ただ感染対策のこともあるので、シネックスビルの壁面をスクリーンに見立て、スピーカーを置いて野外上映会にして『アイアンマン』を上映しました。このときはスクリーンの設置が大変だったので直接壁面に投影しましたが、今後は当時の銀幕(幅7メートル・縦4メートル)を取り付けた本格的な上映も考えています」

2021年度も野外上映会開催。そして「シネマレンタル」

▲シネマレンタル

伊藤さんは、来年度について次のように語ります。

「来年度も野外上映会を予定しています。夏でもいいのですが、7年続いたイルミネーションに皆さん慣れてきたので、代わりに冬に野外上映会をしようかと考えています。

また、たくさんの人が呼び込めないということを逆に生かして、映画館を貸し出すという企画を始めました。映画を見るための大きなスクリーンと最新のプロジェクターに、ライブハウスで使っているスピーカーがついて、映像なら1本8,800円、時間では1時間4,400円で貸し出しています。

映画を見る方ももちろんいらっしゃいますが、多いのはライブやコンサート、生配信を見ることです。有名なアーティストのライブを楽しむためにファンの方が集まることもよくあります。皆さん、それぞれがオンラインライブのチケットを購入して集まっています。デュークさんからの配信も4回ほど行いました。ライブハウスとしては、四国一といってもいいくらいの大きなスクリーンですので、大画面での生配信は魅力だと思います」

新型コロナ感染症が収まらない中、最新情報はインスタグラム(毎日更新)で発信中です。

ぜひチェックしてください。

(執筆:串部公基)

【今回の取材先】
チャレンジプログラム「シネックス映画館 復活プロジェクト
日時:2021年度は1回予定。詳細はインスタグラム niihama_jd へ。
場所:新居浜市徳常町6番8号 CINEXビル2F 新居浜ジャンドール
参加料:無料(野外上映会)
お問い合わせ:新居浜ジャンドール TEL 0897-32-3567