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300年以上続く伝統行事『大島とうどおくり』

2023.01.27

新居浜市で、新年最初の行事と言えば、
新居大島で行われる伝統行事、「とうどおくり」。

なんといっても門松、しめ縄等の正月飾りを集めて作る、高さ10m超えの「とうど」が見ものです。

毎年早朝6:00過ぎに行われており、無病息災を祈りながら燃やすことから、火祭りとも呼ばれています。

「とんど」と呼ぶ地域もあるそうですよ。

出発

黒島港から新居大島を毎日往復しているフェリーですが、
黒島港からの始発は通常だと6:45。
当日は5:30からの臨時便が出ており、そちらに乗って向かいます。

黒島港の駐車場が満車になるのを見越して、5時頃には到着しましたが、すでに満車。
しかし市の職員の誘導のもと、明正寺駐車場の臨時駐車場へ案内して頂きました。

そこから往復きっぷを購入し、船に乗船。
すでに船の中は、かなりの方が乗船していらっしゃいました。

お子様連れの方からご高齢の方まで、
幅広い年齢層で、外国の方も数名いらっしゃいました。

大島到着

船に揺られること15分。新居大島到着。

到着するとすでに松明用の火が上がっていて、ひと目で場所がわかりました。

当日見に来られた方が話されていましたが、
今年は「とうど」が1基でしたが、例年だと2基作っていたそうです。

「とうど」に向かい歩いていると、
接待処をつくり、消防団の方や大島の方が甘酒とぜんざいを振る舞ってくれました。

「とうど」に到着。

あまりの大きさで圧巻でした。

見物の方も約150名くらい居て、
自宅から持ち寄った、しめ縄等を「とうど」に置いている方もいらっしゃいました。

灯火

いよいよ灯火。
松明の火を持った方が一斉に火を「とうど」に放ちました。

一気に燃え上がり、とても綺麗でした。

早朝ということもあり、かなり気温が低く寒かったのですが、
周囲は一瞬で暖かくなりました。

バチバチと音を立てながら、あっという間に燃え尽きていきます。

灰をお餅にかける方や、燃えた竹を持ち帰る方もいらっしゃいました。

灰をつけた餅をぜんざいにして食べると無病息災、
燃えた竹を持ち帰って飾ると、火除けのご利益となるそうです。

今回は持ち帰らなかったので、来年は持ち帰りたいと思います。

(取材・撮影 高橋徹)

【取材イベント】
『大島とうどおくり』
開催日時:1月9日(月)6:00〜
開催場所:愛媛県新居浜市大島
主催:大島交流センター
TEL:0897-45-1006