MAGAZINEプチさんマガ
「えひめさんさん物語フォローアップイベントinにいはま」参加レポート
昨年秋に新居浜市で開催された、「えひめさんさん物語フォローアップイベントinにいはま」。
このイベントは、
・『新居浜の産業遺産を自転車で巡るツアー』
・『地元の地域活性化の活動に取り組むグループとの交流会』
の二軸で構成されており、約20人の地元高校生や市民の方が参加されていました。
産業遺産をめぐるサイクリングについて
当日のサイクリングコースは、以下の通り。
あかがねミュージアム(新居浜駅)~滝の宮公園~星越駅舎跡2.0km~日暮別邸~ワクリエ新居浜
新居浜市の川西エリアを中心にした道程になっています。
約6キロメートルの距離を、2時間ほどかけてペダルをこぎました。
当日は朝からしっかり雨が降っていて、開催の判断が悩ましい時間帯もありましたが、ちょうど出発するタイミングで雨が止み無事に出発。
サイクリング中は雨に打たれることもなく、全員ワクリエ新居浜へゴールすることができました。
参加者の皆さんは自転車に乗りなれているのか、ワクリエ新居浜に到着後も、足取り軽やかに会場を移動されていたのが印象的です。
交流会について
ワクリエに到着後、キッチンスタジオへ移動し昼食を挟みつつ、地元団体による活動紹介や交流会が始まりました。
こちらのパネル、てっきり絵画だと思っていたのですが、よく見ると本物。
絵に描いたような、という言葉がぴったりの風景です。
ひまわり畑西条さんが2019年から赤と黄色のひまわりを育てるプロジェクトを西条市渦井川河川敷で続けられています。
中でも赤いひまわりは、珍しいですよね!クラレットという品種なのだそう。
過去にプチさんマガでも紹介していますので、渦井川のひまわりについて気になった方は以下のリンクから記事をチェックしてみてくださいね。
今回のサイクリングイベントの進行を手がけられた、元気プロジェクトさん。
サイクリングで街おこしをされている団体です。
代表の加藤さんは、これまでにも新居浜市内でサイクリングイベントをいくつも行われており、自転車で地域を盛り上げる活動に取り組んでこられています。
愛媛県ではサイクリング普及が進んでいて、普段走る道路に青い線(サイクリング道路の標示)を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
しまなみ海道が自転車の聖地として知られるようになり、県内に訪問するサイクリストも増えているそうですよ。
ラクロスグループさんは「健康寿命を伸ばす」ことを指名に活動されていて、当のはワクリエ新居浜内で骨盤調整や健康相談などを行い、参加者さんの疲れをマッサージでケアされていました。
その他にも、これまでの各団体の活動がパネルで紹介されていました。
地元のものづくり企業「タステム.」さんが手がけられたアウトドア用品の紹介。
屋内の中庭では『ハンモックバナナ』さんのハンモックが2台設置されていて、ワクリエ新居浜を訪れた方や子どもたちが楽しそうに揺られていました。
イベントに参加して
愛媛県東予東部では、地域活性化をめざして自主的に活動を続ける団体がたくさんあります。
新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中で、できることを考え動いている方たちを見ると、私も励まされる気持ちになりました。
こういったイベントは今後も開催されると思いますので、見かけたら参加してみてはいかがでしょうか。
また、えひめさんさんネクストのサイト内にも各団体を紹介する「団体一覧ページ」ができましたので、ぜひご覧ください。
https://ehimesansan-next.com/groups
(取材・写真/柳川あこ)
<イベント情報>
イベント名:えひめさんさん物語フォローアップイベントinにいはま まちなかサイクリング&交流会
開催日時:令和4年11月13日(日曜日) 10時00分~13時00分
主催:えひめさんさん物語フォローアップ協議会
NPO法人西条まちづくり応援団
協力:元気プロジェクト・ワクリエ新居浜