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「SAIJOBASEの日×えひめさんさん物語ネクストさんさんチャレンジプログラムイベント」に参加してみた!

2023.03.22

毎月最終日曜日に開催されているSAIJOBASEの日と同時開催した、各団体の活動内容を紹介するイベント「えひめさんさん物語ネクストさんさんチャレンジプログラムイベント」に参加しました。

チャレンジプログラムイベント参加4店舗の紹介

チャレンジプログラムイベントはSAIJOBASE2階にあるセミナルームで開催しました。
この日イベントに参加された団体は
・別子飴本舗
・瓶ヶ森を守る会
・石鎚黒茶さつき会
・わくわくたんばらんど
の4団体です。

別子飴本舗

2階へ続く階段を昇るとすぐに、別子飴本舗さんのブースがありました。
別子飴本舗さんといえば、えひめさんさん物語「アーティスト in ファクトリー」では美術家の松岡美江さんとコラボして、別子飴の包装紙をつかった作品を展示し、多くの方に驚きを与えました。

\参考記事/
「なにかしないと!の思いでつなげてきた道「別子飴本舗」」
https://ehimesansan-next.com/petitsanmaga/besshiamehonpo

また、日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」で金賞を受賞した「カリットカリー∼瀬戸内レモン香るチーズ∼」は関東で開催された展示会でインタビューを受け、翌朝のTV番組で紹介され注文が殺到するほど、いま注目の高い商品になっています。
東京の有名な屋内競技場でも販売されているんだとか。

イベント限定品の半熟たまご入りも登場。

取材中も次々にカレーパンを買いにお客さんが並ばれ、この日も用意していたカレーパンは完売したそうです。

\参考記事/
「カレーパングランプリ「金賞」受賞!別子飴本舗の激うまカレーパン誕生秘話」
https://ehimesansan-next.com/petitsanmaga/besshiame

瓶ヶ森を守る会

山を登る楽しさ、自然の美しさなどを伝える「瓶ヶ森を守る会」さんのブースでは、これまでの活動の様子が紹介されていました。
瓶ヶ森を守る会ではスタンプラリーや写真コンテスト・環境保全などに取組んでいます。

会場では「石鎚山系登山道・笹刈りプロジェクト」の様子をパネルや冊子で紹介されていました。

「山登りを通じて、山の喜びを感じてもらいたい」と代表の方が語られていたのが印象的です。
石鎚山の山登りについては「石鎚山々登山部」の活動レポートもご覧ください。
https://ehimesansan-next.com/ishizuchi

石鎚黒茶さつき会

石鎚黒茶は2023年1月に無形文化財に登録された後発酵茶(こうはっこうちゃ)です。
国内で乳酸菌による後発酵茶の産地は4か所あり、そのうち3か所が四国に集中しているそうです。

もともとは石鎚地区の家庭で日常的に飲まれていたお茶だったのですが、製造者が最後の1軒になったことをニュースで知った地元の婦人会が有志で手を挙げたことで、本プロジェクトが始まりました。
新茶の販売は6月頃から収穫をはじめ、6月末から7月冒頭の土日に併せてはじめるそうです。

収穫した茶葉を二段階発酵するには約1ヶ月かかるため、通常のお茶よりも完成に時間がかかります。
生産管理も大切にしていて、農薬を使わず、機械からでる排気が茶葉にかかることを懸念して収穫は手作業で刈り取ることにこだわっています。

二段階発酵による独自の香りと上品な酸味が特徴的です。
いとまちマルシェでも取り扱いがあり、飲むことができますよ。

わくわくたんばらんど

「わくわくたんばらんど」さんは西条市丹原町で定期的に親子ツアーやフィールドワークを開催されている団体です。
愛媛植物研究会 小澤潤さんの協力のもと、丹原町を実際に歩いて現地で野花や植物を観察することができます。
本チャレンジプログラムイベントでは、丹原町で見ることができる山の花、里の花を写真で紹介する野草図鑑を配布されていました。
丹原町には、愛媛県の絶滅危惧種に指定されている花がたくさんあります。(見つけても摘み取らないでくださいね)

また、多肉植物の寄せ植えワークショップを開催されていて、プニプニでみずみずしい多肉植物を自分流に寄せ植えアレンジすることができるコーナーがありました。

SAIJOBASEでは毎月マルシェが開催されている

毎月第4日曜日にマルシェを開催されています。
広場にはキッチンカーが行列を連ね、館内外のいたるところでマルシェやブースが並んでいました。

会場をぐるっと回ると、お弁当や雑貨、ハンドメイド品、整体やマッサージ、木工品の販売や駄菓子やくじ引きなど、多ジャンルの出店があり年齢や性別を問わず、地元のお客さんで賑わっていました。

まとめ

定期的に開催されることでSAIJOBASEのマルシェが習慣になり、文化になりつつあるのを肌で感じました。
私は娘と参加したのですが、早くも「来月もこのイベントに連れていって~」とおねだりされています(笑)。
これからのSAIJOBASEや市民活動が楽しみになった一日でした。

(取材・写真/柳川あこ)

【取材先】
SAIJO BASE
〒793-0023愛媛県西条市明屋敷131番地2
【交通アクセス】 JR伊予西条駅から徒歩20分 ※駐車場53台分あり
【開館時間】9時~19時 ※貸館利用は21時まで可
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)、地方祭(10月15日、16日)
【HP】https://saijobase.com/ 
【インスタグラム】https://www.instagram.com/saijo_base/
【Facebook】https://m.facebook.com/saijobase
【TEL】0897-47-6063